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東京スカイツリー::東京スカイツリーと五重の塔は同じ?

国土地理院発行の地図には、地図記号(ちずきごう)が使用されます。

地図記号とは、地図において、地形・道路・施設・土地の状況などを表現するための記号です。

 

地図記号の中に高塔の記号があります。高塔は塔など目印となる高い建造物をあらわしています。

記号の由来は、4本の脚がある東京タワーなどを上から見た形を記号にしています。

map_001.jpg

高塔の記号は、次の中から主なものを表示しています。

  1. 五重塔、展望台など
  2. 送電線の鉄塔(下の部分のはばが20m以上)
  3. 目標物になるようなものが少ないところの火の見櫓(やぐら)や給水塔
  4. 高くそびえている工作物などで、とくに記号を決めていないもの

 

地図記号は時代の流れと共に見直されることがあり、以前は五重の塔と東京タワーは別々の記号でしたが、高塔の分類で同じ記号が使われています。

東京スカイツリーが竣工した暁には、高塔として地図に表記されると思います。

20年後、30年後には、高塔の地図記号が変更されるかも。

東京スカイツリーの外観は、三角形の底辺から高度が高くなるにつれ、上から見ると円形の形になります。

東京タワーは、デジタル放送の電波塔の役割を東京スカイツリーに移管した後は、収入減により維持管理が厳しくなり取り壊されるのでは予想されています。

高塔の記号の由来となった東京タワーがなくなり、「高塔=東京スカイツリー」の認知が高まると、記号も見直すことが予想されます。

 

高塔とは別に電波塔の地図記号があります。

電波塔は、テレビ・ラジオ・無線通信等、送受信を目的とした塔をあらわしています。

map_002.jpg

電波塔の記号は、テレビ、ラジオ、無線通信などの送受信を目的に作られたものの中から、主なものをあらわします。

この記号は、アンテナと電波の波の形を組み合わせ記号にしています。

 

東京スカイツリーもデジタル放送の送受信としての役割を果たしますが、地上350mと450mの高さに展望台を設置され、観光目的にも利用されます。このために電波塔ではなく、高塔の地図記号が使用されることになります。

東京スカイツリーの近くには浅草寺(五重の塔)があり、距離が近いところに同じ地図記号が使用されることがなります。竣工した年も、目的も異なる建物が同じ地図記号が使用されることは面白いと思います。

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